岡野弘幹 X 地球暦
2020年の時空が音楽に。
太陽系時空間地図「地球暦」と岡野弘幹のコラボレーションも4年目。2020年は、激動の星回り であることを数年前から地球暦開発者である杉山開知氏よりお聞きしていました。 今作の作曲中である1月~3月にかけては全世界で新型コロナウイルスが感染拡大していく厳し い状況。100年前の世界大恐慌の際の星回りにかなり近い星回りであることから、精一杯の愛を 込めて製作いたしました。 地球暦音楽シリーズの [ The Time, Now ]のコンセプトについて少しだけ説明します。 3月20日春分からの一年間を一曲で表現。8秒ごとにチリンとなるベルが1日なので、およそ 50分で一年となります。新月・上弦・満月・下弦など朔弦望の音、二十四節気をもとにした自然 音など人の心拍数や呼吸に近い速度で進行するように工夫されていて、聞くだけで地球号の動き を体感できる音のカレンダーなんです。
そして最も注目なのが、太陽系の惑星が太陽を中心に向かい合う会合時には、惑星が持つ固有の 周波数が響き合う共鳴音が入っています。この周波数は実際にも降り注がれているもので、つまり 1年間に私達で感じるであろう惑星周波数を先に体験できる仕組みです。太陽系は常に共鳴の中 にある。そんな風にも言えるかもしれません。 今回のアルバムタイトルは『QUANTUM LEAP BREEZE 』。 これは「量子力学的な飛躍のそよ風」という意味です。 今回のコロナウィルスの最中、今までの枠組みでは進むことのできない問題が浮き彫りになって きました。同時に地球環境は改善の様子を見せているとも聞きます。 最近、インドのデリーからヒマラヤを望む写真を見ました。この大転機が地球に住まう全ての命 にとって幸せへの飛躍となるよう心から祈りこのCDを送り出したいと思います。